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  • 執筆者の写真Coordinator Africa Village Project

交換日記No.7

アフリカのことをもっとしりたくてたまらない、好奇心あふれるみなさんにアフリカの本を2つご紹介したいと思います!


まず一つ目は『経済大陸アフリカ』という本です!

今のアフリカは、支援されるだけでなく、ビジネスのパートナーとしてみられています。では、アフリカとの経済協力はいったいどうやって始まったのか気になりませんか?

本書をよむと

・中国はどうしてほかの国よりも早くアフリカに進出したのか、そしてなぜ成功したのか

・中国のアフリカ支援とヨーロッパのアフリカ支援のスタンスの違い

・日本のアフリカの支援はどうなっているのか

・経済成長しているはずなのに、むしろ格差が増えているのはなぜか、アジアの経済成長とはどこが異なるのか(ヒントはアフリカは資源輸出に頼っているということ)


が見えてくると思います!


もう一冊は『新書アフリカ史』です。

アフリカの歴史を取り上げている本が少ないので、なかなか学ぶのが難しいですが、この本はすごいおススメです!


この本を読むと

・実は、大航海時代よりも前に、アフリカ大陸のなかで奴隷貿易はおこなわれていた?!そしてヨーロッパの奴隷貿易とはなにが違うのか?

・アフリカはいろんなヨーロッパの国に支配されていたが、どの国に支配されていたかで、その後の国の行く末がどれぐらい異なるのか(特にポルトガルが宗主国だった国はホント悲惨です。)

・ひとことでヨーロッパがアフリカを支配していたというけど、国よってどれくらい支配のしかたに違いがあったのか(イギリスは本当にここがうまいです)


が見えてくるとおもいます!


歴史を知るということは、「今」を理解することにつながることをこの本を通じて実感しました。

そしてニュースだけだと、今起こっているその出来事の「深い」背景を理解することは難しいということも学びました。


どうアフリカとつきあっていくか? この本を手掛かりに、考え続けていきたいと思いました!

この日記がすこしでもみなさんのお役にたてたら、うれしいです!


参考文献

『新書アフリカ史』

講談社現代新書

宮本正興 松田素二


『経済大陸アフリカ』

中公新書

平野克己

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